Environment 環境

環境マネジメント

環境マネジメント

推進体制

当社グループでは、環境に関する事項の審議および経営会議への提案・報告は「サステナビリティ委員会」で行っています。また、環境保全活動の意思決定を円滑に展開するため、各事業部門・本部部門の環境統括者で構成する「環境統括者会議」を設置し、横断的かつ具体的に環境課題を検討しています。

環境マネジメント推進体制

ISO14001認証取得状況(2026年6月現在)​

当社グループでは、拠点ごとに環境マネジメントシステムを構築し、環境目標の達成に向けた活動に取り組んでいます。国内外の生産拠点において、国際規格ISO14001認証を取得しています。

  • 国内:100%(単体6事業所、国内グループ会社28社)
  • 海外:78%(海外グループ会社41社のうち32社)
株式会社ディ・エフ・エフ, サステナビリティ推進室, 環境部

環境リスク管理

取組み

環境リスク管理

土壌・地下水汚染の予防

当社グループは、土壌や地下水汚染などにより近隣へ影響を及ぼすことがないよう、汚染予防の観点から特定有害物質を取り扱う施設や設備などの漏えい点検を定期的に実施しています。また、特定有害物質の漏えいや地下浸透の未然防止に向けた対策や代替物質への転換にも継続的に取組み、汚染リスクの回避を図っています。

フロン類の排出削減

2015年4月より、「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律(フロン排出抑制法)」が施行されています。当社では、この法律に基づき、管理の対象となる機器を事業所毎に適正に管理し、オゾン層保護および地球温暖化防止に努めています。2025年度の当社のフロン漏えい量は、報告義務以下でした。

PCB管理

当社グループでは、当社事業所やグループ会社の事業拠点ごとに、PCB廃棄物の法規制に基づいた適正な保管、管理を行うとともに、保管リスクを踏まえた上で期限内の処理を進めています。また、使用中のPCB機器についても順次更新計画に従い、期限内の適正処理を進めています。

環境法規制やその他の遵守事項

当社グループは、環境法規制やその他の遵守すべき事項について定期的に確認し、現場パトロールで実施状況をチェックするなど、遵守に努めています。環境法令については、官報などで最新の情報を把握し、対応に抜けのないようにしています。

大気汚染防止法や水質汚濁防止法に対しては、規制物質が基準値を超過しないよう自主管理値を設定し適正に管理しています。

環境事故の未然防止や、事故が発生した場合の拡散防止に向けて、考えられる顕著な環境影響を毎年把握し、事故発生後の対応を想定した模擬訓練を実施しています。グループ内の事故・異常情報については、本社にて教訓や対策をまとめ、グループ内に共有しています。さらに、現地再点検も実施しています。
定期的に法令遵守状況を把握しており、2025年度は、海外グループ会社にて行政処分の案件が1件発生しました。

当該案件については、所管当局の指導のもと是正対応を進めるとともに、再発防止策の徹底を図っています。

現地再点検の様子

石綿問題への対応は、以下ページをご覧ください。

環境教育

環境基本理念を理解するとともに、行動指針に沿った活動を活性化し、「環境ビジョン2050」の実現と「環境目標2030」の達成に向け、従業員の意識の向上、理解の促進が必要との考えから、新入社員から役員まで当社グループすべての従業員を対象に環境教育を実施しています。また、環境委員、環境管理責任者および環境統括者に対する環境教育を四半期ごとに実施しています。

内部環境監査員の育成

毎年、新任内部監査員向けにISO14001内部環境監査員講習を開催しています。当社の実情を踏まえながら、規格要求事項や環境法規制の解説を行います。演習に重点を置き、内部環境監査員としての実践力を養う講習を実施しています。

従業員への啓発

当社グループでは、毎年6月をグループ環境月間としています。環境課題への理解を深めるだけでなく、パーパスや経営方針と環境との関わりを学び、従業員一人ひとりが自身の業務とのつながりを考える機会を設けました。また、環境省が推進する「デコ活」宣言をしており、デコ活アクションの実践や取組みについて学ぶことを推進しています。あわせて、職場や日常における環境への取組み状況、「環境ビジョン2050」等の認知度アンケートを実施し、環境意識を高める活動を実施しました。

環境教育プログラム

環境活動表彰制度

当社グループでは、環境活動に取り組む組織と従業員のモチベーション向上などを目的に、2010年度から環境活動表彰を開始しました。2018年度の実績表彰より「ESG表彰 環境貢献賞※」に改称し、地球温暖化対策が中心であった表彰対象分野を環境に関する活動全般へと広げ、環境意識の向上と環境活動のレベルアップを図っています。
2025年度において、省エネ、脱炭素、省資源、資源循環、廃棄物削減などの環境活動を通じて、環境負荷の低減に大きく貢献した事例に対し、最優秀賞1件、優秀賞2件、優良賞3件、努力賞3件を選定しました。最優秀賞は、太陽光発電をはじめとして、太陽光発熱システム、空調改善、遮熱塗装など5つの改善を複合的に実施した事例を選定しました。

※ ESG表彰には、「環境貢献賞」のほか、社会貢献活動を表彰する「社会貢献賞」があります。

2025年度受賞実績

最優秀賞

  • (脱炭素・省エネ・再エネ)再エネ・省エネ複合改善活動 <Furukawa Automotive Systems Vinh Long Vietnam Inc.(ベトナム)>

優秀賞

  • (脱炭素・省エネ)排熱回収チラーシステムへの切り替え <Lightera, LLC(アメリカ)>
  • (省資源)新開発光ケーブルによる軽量化とポリエチレンの大幅削減 <Lightera LatAm S.A.(ブラジル)>

優良賞

  • (脱炭素・省エネ)長距離道路輸送から国内沿岸輸送への切り替え <Lightera LatAm S.A.(ブラジル)>
  • (脱炭素・省エネ)先進の音響カメラを用いたエアリーク対策 <Trocellen Italy S.p.A.(イタリア)>
  • (脱炭素・省エネ)既存ジルコニア炉のグラファイト炉への交換による電力使用量低減 <Lightera, LLC(アメリカ)>

努力賞

  • (資源循環)逆浸透水処理技術を用いた排水および梱包材の再利用 
    <Furukawa Automotive Systems (Thailand) Co., Ltd.(タイ)>
  • (脱炭素・省エネ)バーナー自動空気比制御システム導入によるシャフト炉の省エネ <古河電気工業(株)(三重県)>
  • (資源循環)工場屋根からの雨水回収、冷却塔への再利用 <Trocellen S.E.A. Sdn. Bhd.(マレーシア)>

パートナーエンゲージメント

当社グループでは、パートナー※に対し「CSR調達ガイドライン」および「グリーン調達ガイドライン」を提示し、調達活動における環境配慮および「環境ビジョン2050」の実現に向けた協働を求めています。詳しくは、「サプライチェーン」のページをご参照ください。

※ 当社グループでは、お取引先(調達先)様を、価値を共創する「パートナー」とお呼びしています。

関連データ

株式会社ディ・エフ・エフ, サステナビリティ推進室, 環境部