Governance ガバナンス

コーポレートガバナンス

コーポレートガバナンス

基本的な考え方および基本方針

コーポレートガバナンスに関する基本的な考え方

当社および当社グループは、「古河電工グループ パーパス」ならびに「ビジョン」および「Core Values」のもと、透明性・公平性を確保のうえ意思決定の迅速化など経営の効率化を進め、事業環境や市場の変化に機動的に対応して業績の向上に努めるとともに、内部統制体制の構築・強化およびその実効的な運用を通じて経営の健全性を維持し、もって永続的な業容の拡大・発展、企業価値の増大を図ることを基本とし、次の考え方に沿って、コーポレートガバナンスの充実に取り組んでいます。

  • 株主の権利を尊重し、平等性を確保する。
  • 株主を含むステークホルダーの利益を考慮し、それらステークホルダーと適切に協働する。
  • 会社情報を適切に開示し、透明性を確保する。
  • 取締役会は、株主に対する受託者責任・説明責任を踏まえ、独立社外取締役の役割を重視しつつ、客観的な立場からの業務執行監督機能の実効化を図る。
  • 中長期的な株主の利益と合致する投資方針を有する株主との間で建設的な対話を行う。

コーポレートガバナンスに関する基本方針

当社は、コーポレートガバナンスに関する基本的な考え方に基づき、コーポレートガバナンスの充実に取り組むための方針として、「コーポレートガバナンスに関する基本方針」を定めています。

コーポレート・ガバナンス報告書

コーポレートガバナンス体制の概要

当社は、取締役会が業務執行の決定を広く経営陣に権限委譲することで意思決定のより一層の迅速化を図るとともに、取締役会では経営方針や経営戦略を中心とした議題についてより本質的な議論を行うことで取締役会の監督機能を強化・高度化し、もってコーポレートガバナンスの一層の充実を推進するため、現行のコーポレートガバナンス体制(監査等委員会設置会社)を選択しています。また、取締役会の監督機能を補完するために、指名・報酬委員会を設置しています。なお、同委員会は、取締役会決議により取締役中より選任された5名以上の委員(過半数は社外取締役)で構成されるものとし、委員の互選により、原則として社外取締役の中から委員長を選定することとしています。

コーポレートガバナンス体制図

2026年6月26日現在

コーポレートガバナンス体制図

監視監督機能

取締役会

当社の取締役会は、株主に対する受託者責任・説明責任を踏まえ、当社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上を促し、収益力・資本効率等の改善を図る責務を担うものとし、以下の事項を行うこととしています。

  • コーポレートガバナンスに関する事項の決定
  • 経営戦略や経営計画等の策定および変更ならびにその遂行の監督
  • 資本政策に関する事項の決定
  • 経営陣(代表取締役を含む業務執行取締役および執行役員)の選解任(取締役会が備えるべきスキル等の特定を含む)およびこれらに対する報酬の決定(指名・報酬委員会へ委任する場合を含む)
  • コンプライアンスや財務報告に係る内部統制およびリスク管理体制の整備に関する事項の決定およびその運用状況の監督
  • 経営戦略等を踏まえた重要な業務執行の決定
  • その他法令等で定められた事項

詳細は、「コーポレートガバナンスに関する基本方針」第3章第2節をご覧ください。

現在、当社の取締役会は10名(うち4名が社外取締役(監査等委員である取締役を除く)、2名が監査等委員である社外取締役であり、社外取締役6名全員が東京証券取引所に届け出ている独立役員)で構成されています。なお、取締役会議長は、社外取締役が務めています。当社の社外役員は、金融機関・商社・事業会社における豊富な経営経験または財務・会計・産業政策等の分野における専門性の高い知識・経験を有しており、取締役会では、それらの経験に基づく多様な観点からの意見・指摘を尊重して意思決定等を行っています。

指名・報酬委員会

当社は、「指名・報酬委員会」を設置しています。同委員会は、取締役等の指名や報酬等に関する審議・決定手続きの客観性および透明性を確保することを目的とし、取締役会決議により取締役中より選任された5名以上の委員(過半数は独立社外取締役)で構成されるものとし、委員の互選により、原則として独立社外取締役の中から委員長を選定することとしています。

詳細は、「コーポレートガバナンスに関する基本方針」第3章第3節をご覧ください。

現在、同委員会は8名の委員で構成され、うち委員長を含む6名の委員が社外取締役です。

監査等委員会

監査等委員会は、法令に基づく調査権限を行使することを含め適切に情報入手を行うとともに、株主に対する受託者責任を踏まえ独立した客観的な立場から取締役会においてあるいは経営陣に対して適切に意見を述べるものとしています。また、監査等委員会は、定期的な会合の開催や必要に応じて随時報告を受けるなど、内部監査部門との連携を十分に確保するとともに、監査の方針、計画および結果を定期的に取締役会に報告するものとしています。
また、常勤の監査等委員である取締役は、経営会議など重要な業務執行の決定に関する会議に出席するとともに、監査およびこれらの会議により得た情報を、適切に監査等委員である社外取締役へ提供するものとしています。
さらに、監査等委員会業務および監査等委員会運営の補助のため、監査等委員会室を設置しています。監査等委員会室には、経営陣からの独立性が保障された補助使用人を配置し、監査機能の強化を図っています。

現在、監査等委員会は3名(うち2名が監査等委員である社外取締役であり、2名全員が東京証券取引所に届け出ている独立役員)で構成されています。

業務執行機能

当社グループの事業は、12の事業部門および事業化に向けた準備段階にある部等を所管する統括部門から構成されており、単独または複数の事業部門を所管し指揮・監督する組織として5つの領域を設置しています。当社の業務執行は、最高責任者である社長(CEO)の下、光ソリューション領域長、情報コンポーネント領域長、エネルギーインフラ領域長、自動車電装システム領域長およびメタルソリューション領域長ならびにソーシャルデザイン統括部門長が指揮しています。このほか、グループ全体の経営戦略・経営計画の策定・実施、コーポレートガバナンス・コンプライアンス・リスク管理その他の経営体制の確立・維持およびグループ全体の事業運営の監督・支援などの当社および当社グループ全体の経営に関する業務を担う本部組織を設置しており、それぞれCXO(CEOを除く)が指揮しています。なお、CXOは全社戦略に定める経営上の重要課題を当社および当社グループ全体最適の視点で解決する責任者であり、それぞれ関連するコーポレート機能を管掌しています。領域長および統括部門長ならびにCXOを業務執行責任者として、執行側の最高意思決定機関であり社長を議長とする経営会議を構成しています。経営会議では、業務執行上の重要事項の審議・決定をすることにより、業務執行責任者間の意思疎通を図り、統制のとれた業務執行がなされるようにしています。また、業務執行の状況は、3ヶ月に1度取締役会に報告されています。

取締役会の人材に関する考え方

役員候補者の指名に関する方針

当社では、役員候補者について、能力、知識、経験等に加え、ジェンダー・国際性面の多様性から生まれる多角的な視点が当社グループのグローバルでの事業推進、適切な監督・監査に資するという認識に立ち、次の観点からその選定を行っています。

  • 社外役員候補者

    様々な視点・角度からの取締役会議論への参加を期待し、企業経営や行政の経験者、技術に精通したエンジニア、法律や会計等の専門家など、知見や経歴を異にする人材をバランスよく選定すること

  • 社内役員候補者

    国内外に多くの関係会社を擁し、事業分野も非常に幅広く多岐に亘る当社グループの特徴を踏まえ、当社グループの企業価値の向上に資するために、その時々においてそれぞれの役職に必要とされる能力、知識、経験等を有していると認められる人材を選定すること

取締役に期待する経験・知見の重要分野(スキル項目)

2025年度において、当社が取締役に期待する経験・知見の重要分野(スキル項目)について、改めて1⃣「上場企業における取締役として求められる能力」(共通)、2⃣「当社の業態において求められる能力」(当社固有)という2つの視点から項目を選定しました。[区分1]
その上で、昨年、当社が監査等委員会設置会社に移行した趣旨(取締役会から執行への権限委譲、取締役会の監督機能の強化・高度化)を踏まえ、ⓐ「執行への権限委譲に伴い、取締役会における本質的な議論・提案を行う能力」(方針)、ⓑ「執行に対する、取締役会による高度な監督機能を発揮する能力」(監督)の2つの視点から、項目の妥当性を確認しました。[区分2]
その結果、「企業経営」、「財務・会計、監査」、「法務・リスク管理」、「サステナビリティ・人材」、「業界知見・事業戦略」、「技術、DX・IT」、「国際性・グローバル経営」の7項目に見直しを行いました。 各スキル項目の内容については、指名・報酬委員会にて議論した上で決定していますが、今後も外部環境および当社の経営計画・事業特性等も勘案し、適宜見直しを図っていきます。

スキル項目の詳細

スキル項目 説明 区分1 区分2

企業経営

代表取締役や経営幹部としての経験を持ち、経営戦略の策定や組織全体の大局的な意思決定・監督ができる。 1⃣共通 ⓐ方針
ⓑ監督

財務・会計、監査

財務・会計に関する高度な専門性を有し、財務戦略や資本政策の立案能力、または財務報告の適正性を監視・監督できる。 ⓑ監督

法務・リスク管理

企業法務、コンプライアンスやガバナンスに関する専門知識を持ち、潜在的リスクの発見と内部統制の監督ができる。 ⓑ監督

サステナビリティ・人材

人的資本経営や組織開発、気候変動への対応を含む、サステナビリティ課題への対応を通じ、中長期的な企業価値向上を監督できる。 ⓐ方針
ⓑ監督

業界知見・事業戦略

当社が属する業界の市場動向、競合環境、事業制度・政策に精通し、競争優位性のある事業戦略を議論できる。 2⃣当社固有 ⓐ方針

技術、DX・IT

当社事業に関連する技術動向への理解、またはデジタル技術を活用したビジネスモデル変革(DX)を推進・議論できる。 ⓐ方針

国際性・
グローバル経営

海外事業の展開、国際的な市場環境におけるビジネス経験または異文化に対する理解を 通じ、国際的な事業環境・規制・地政学リスクを踏まえて、グローバル戦略を議論できる。 ⓐ方針

取締役のスキルマトリクス

2026年6月26日現在
取締役
(監査等委員)
森平 英也 宮本 聡 青島 弘治 塚本 隆史
氏名 森平 英也 宮本 聡 青島 弘治 塚本 隆史 籔 ゆき子 斎藤 保 星野 岳穂 荻原 弘之 住田 清芽 塩見 崇夫
地位 代表取締役社長、CEO 代表取締役兼執行役員専務、CSO 代表取締役兼執行役員常務、CFO 社外取締役 社外取締役 社外取締役 社外取締役 取締役(常勤監査等委員) 社外取締役(監査等委員) 社外取締役(監査等委員)
性別 男性 男性 男性 男性 女性 男性 男性 男性 女性 男性
在任期間 4年 7年 2年 5年 7年 5年 2年 3年
※3
6年
※3
5年
※3
独立役員※2
スキル項目※1 1⃣共通 ⓐ方針
ⓑ監督
企業経営
ⓑ監督 財務・会計、
監査
ⓑ監督 法務・
リスク管理
ⓐ方針
ⓑ監督
サステナビリティ・人材
2⃣当社固有 ⓐ方針 業界知見・
事業戦略
ⓐ方針 技術、
DX・IT
ⓐ方針 国際性・
グローバル経営
取締役会
出席状況(2025年度)
100%
(16回中16回)
100%
(16回中16回)
100%
(16回中16回)
93.8%
(16回中15回)
100%
(16回中16回)
100%
(16回中16回)
100%
(16回中16回)
100%
(16回中16回)
100%
(16回中16回)
100%
(16回中16回)
指名・報酬委員会
出席状況(2025年度)
100%
(6回中6回)
100%
(6回中6回)
100%
(6回中6回)
100%
(6回中6回)
100%
(6回中6回)
100%
(5回中5回)※4
100%
(5回中5回)※4
監査役会・監査等委員会
出席状況(2025年度)
100%
(13回中13回)
100%
(13回中13回)
100%
(13回中13回)

※1各人の保有するすべての経験・知見を表示するものではなく、各項目に関する豊富な経験・高度な知見が重要課題解決に向け特に期待される項目に限定して記載しています。

※2★印がある者は、東京証券取引所が定める社外役員の独立性基準および当社が定める社外役員の独立性基準(「コーポレートガバナンスに関する基本方針」第3章第6節2.(2)参照)を満たしており、東京証券取引所へ独立役員として届け出ている者です。

※3当社は、2025年6月25日に監査等委員会設置会社に移行しました。監査等委員である取締役の在任期間は、監査役としての在任期間も含んでいます。

※4住田清芽氏および塩見崇夫氏は、2025年6月25日開催の取締役会において新たに指名・報酬委員会の委員に選任されたため、出席対象となる指名・報酬委員会の回数が他の委員と異なります。

社外取締役の独立性

当社では、取締役のうち原則として過半数は独立社外取締役とし、次のとおり社外取締役の独立性基準を定めています。

社外取締役の独立性基準

次に掲げる属性のいずれにも該当しない場合、当該社外取締役(候補者を含む)は、当社からの独立性を有し、一般株主と利益相反が生じる恐れがないものと判断する。

  • 当社を主要な取引先とする者(当社に対して製品もしくはサービスを提供している者であって、その取引額が当該取引先の直近事業年度における年間総売上高の2%超に相当する金額となる取引先)またはその業務執行者
  • 当社の主要な取引先(当社が製品もしくはサービスを提供している者であって、その取引額が当社の直近事業年度における年間総売上高の2%超に相当する金額となる取引先)またはその業務執行者
  • 当社の主要な借入先(その借入額が当社の直近事業年度における総資産の2%超に相当する金額である借入先)である金融機関の業務執行者
  • 当社から役員報酬以外にコンサルタント、会計士、弁護士等の専門家として年間1,000万円以上の金銭その他の財産上の利益を得ている個人、または年間1億円以上を得ている法人等に所属する者
  • 上記①から④のいずれかに過去3年以内に該当していた者
  • 上記①から⑤のいずれかに該当する者の二親等内の親族
  • その他株式会社東京証券取引所の定める独立性基準に抵触する者

(注) ①から⑦のいずれにも該当しない場合であっても、当社子会社または取引先の子会社における取引高等を勘案して、独立性なしと判断する場合がある。

取締役会の実効性評価

当社では、取締役会の機能向上を図ることを目的として、取締役会が適切に機能しているかを検証し、その結果を踏まえて問題点の改善や強みの強化に必要な措置を講じていくという継続的なプロセスにより、2015年度から毎年、取締役会の実効性に関する分析・評価を行っています。

2025年度より、監査等委員会設置会社に移行したことを踏まえ、コーポレートガバナンスの更なる深化・実質化を図る観点から、外部専門機関の助言を得て、アンケート内容を大幅に変更し、中期的視点での課題抽出と改善の方向性について深掘りすることでより本質的・多面的な意見・提言を吸い上げるものとしています。

分析・評価方法

取締役の全員にアンケートを実施したうえで、その集計結果に基づき、事前説明会および意見交換会で複数回意見交換を行った後、取締役会において取締役会の実効性に関する議論を実施しました。

なお、集計結果のより深い理解を目的に、取締役全員を対象とした取締役会議長による個別インタビューを実施(取締役会議長に対しては幹事社外役員が実施)し、その結果を上記取締役会で共有しています。

アンケート項目

  • 中長期経営方針や当社グループのあるべき姿の構築、中長期目線での成長の追求
  • コンプライアンスの遵守、リスクへの対処方針決定
  • 経営人材の確保・育成に係る適正な活動の実現、持続
  • 対外活動の実施(株主等のステークホルダーへの説明責任の遂行)
  • ガバナンス体制・会議運営

評価結果の概要(2025年度)

当社取締役会は、前年度の実効性評価の結果を踏まえて実効性向上に向けた施策に取り組んでおり、経営陣による適切なリスクテイクの後押しや指名・報酬の議論といった基本的役割を果たしていること、また業務執行において社外役員の豊富な経験および高度な知見に基づく有益な提言・指摘等が反映されていることがあらためて確認でき、2025年度においても取締役会の実効性が確保されているものと分析・評価しています。

詳細は、「当社取締役会の実効性に関する評価結果の概要について」をご覧ください。

役員の報酬等

役員報酬等の決定に関する方針の概要

基本方針

役員報酬は、当社グループが企業価値を増大させ、事業活動を通じて社会に貢献しながら持続的に発展していくために、個々の役員がその持てる能力を遺憾なく発揮し、意欲的に職責を果たしていくことを可能ならしめる内容のものとする。

報酬項目毎の個人別の報酬等の決定に関する方針

当社の役員報酬は、基本報酬、短期業績連動報酬(個別)、短期業績連動報酬(全社)、ESG連動報酬および中長期業績連動報酬で構成され、報酬項目毎の報酬の決定方針は以下のとおりです。

報酬項目 概要 支給対象
取締役(社外取締役および監査等委員である取締役を除く) 社外取締役(監査等委員である取締役を除く) 取締役以外の執行役員、シニア・フェロー 監査等委員である取締役
基本報酬 経営の監督と業務執行といった役割の違いや役位に応じて決定した固定額を、毎月金銭で支給します。
短期業績
連動報酬
(個別)
指名・報酬委員会において、前事業年度における担当部門の投下資本付加価値額やその改善に資する業績評価指標(戦略KPI)などの事業計画達成度や施策の状況等を総合的に評価したうえで決定した額を、年一回金銭で支給します。
短期業績
連動報酬
(全社)
指名・報酬委員会が決定した連結営業利益を評価基準として確定した報酬額を、年一回金銭で支給します。
ESG
連動報酬
当社グループが対処すべき経営上の重要課題における成果指標の達成状況を評価したうえで決定した額を、年一回金銭で支給します。
中長期業績
連動報酬
当社が拠出する金員を原資として信託を通じて取得された当社株式等を支給する株式報酬制度です。

詳細は、「有価証券報告書」4【コーポレートガバナンスの状況等】(4)【役員の報酬等】をご覧ください。

役員の報酬等の額(2025年度)

役員区分 報酬等の
総額
(百万円)
報酬等の種類別の総額(百万円) 対象となる
役員の員数
(名)
基本報酬 短期業績
連動報酬
(個別)
短期業績
連動報酬
(全社)
ESG
連動報酬
中長期業績
連動報酬
取締役(社外取締役および監査等委員である取締役を除く) 317 184 25 40 6 59 6
監査等委員である取締役(社外取締役を除く) 23 23 1
監査役(社外監査役を除く) 23 23 3
社外役員 95 95 10
  うち社外取締役(監査等委員である取締役を除く) 61 61 5
うち社外取締役(監査等委員である取締役) 25 25 2
うち社外監査役 9 9 3

(注)

1. 上表の員数および金額には、2025年6月25日開催の第203回定時株主総会終結の時をもって任期満了により退任した取締役3名・監査役3名およびこれらの者に対する報酬等の額を含んでいます。

2. 短期業績連動報酬(全社)には、2025年6月に金額が確定した2024年度分の業務執行に対する対価としての支給額を記載しています。なお、2025年度分については、上表の作成時点である2025年6月において金額が未定であるため、上表の金額には含まれていません。

3. 中長期業績連動報酬額には、株式報酬制度の下、当事業年度分として付与されたポイントに相当する株式数を、当事業年度の報酬とみなして計上した額を記載しています。

4. 短期業績連動報酬(全社)は、業績連動報酬等に該当します。本報酬では、当社の当該年度の業績を適切かつ明確に反映するために、連結営業利益を指標として選定しており、2024年度における当社連結営業利益は47,032百万円です。なお、2025年度において企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行っており、上記の2024年度における当社連結営業利益の数値については、暫定的な会計処理の確定の内容を反映させています。

5. ESG連動報酬は、業績連動報酬等に該当します。本報酬では、サステナビリティに関する取組みへの適切なインセンティブとして機能する仕組みとするため、サステナビリティ指標(2026年4月1日以降は、当社グループが対処すべき経営上の重要課題における成果指標)を指標として選定しています。指名・報酬委員会において、サステナビリティ指標における目標の達成状況を評価したうえで支給の可否を判断しており、2025年6月に金額が確定した2024年度分の業務執行に対する対価としての支給額については、温室効果ガス排出量削減率(スコープ1、2)(2021年度基準)14.0%を目標値としていたところ、2024年度における同排出量削減率の実績値は34.8%となりました。なお、2025年度分については、上表の作成時点である2025年6月において金額が未定であるため、上表の金額には含まれていません。

6. 中長期業績連動報酬は、業績連動報酬等および非金銭報酬等に該当します。本報酬では、企業価値向上を報酬額に適切に反映するとともに、企業価値向上へのインセンティブを株主と共有するために、当社株価を指標として選定しています。なお、乖離度の実績値(2025年度の数値で計算した参考値)は7.04です。

後継者育成計画(サクセッションプラン)

指名・報酬委員会において、経営陣のサクセッションプランの内容を審議・決定しています。

後継者育成計画(サクセッションプラン)

  • 最高経営責任者たる社長のサクセッションプランは、「古河電工グループ パーパス」ならびに「ビジョン」および「Core Values」を踏まえ、指名・報酬委員会が審議・決定し、毎年これを見直す。
  • 執行役員のサクセッションプランは、毎年見直したうえで指名・報酬委員会へ提出し確認を受けるものとする。
  • サクセッションプランにおいて将来の社長または執行役員の候補とされた者については、社外コンサルタント等の助言を受けつつ、経営者育成のための研修や、必要な経験の取得を目的とした部門異動の対象とするなど、計画的な育成に努める。

政策保有株式

政策保有株式に関する方針

当社は、資本効率の向上や当社の事業活動における必要性等の観点から保有意義があると判断した株式を保有し、保有に適さないと判断した株式については縮減を図るものとしています。また、当社は毎年、取締役会において、政策保有株式のうち全ての上場株式について、保有の適否について検証を実施しています。検証においては、株式の保有に基づき得られる定量的な便益と当該株式の時価および資本コストにより算出される保有コストとの比較のほか、事業機会の創出、取引関係および事業における協力関係の維持・強化等も含めた総合的な観点により、保有の適否を判断しています。

詳細は、「有価証券報告書」4【コーポレートガバナンスの状況等】(5)【株式の保有状況】をご覧ください。

当社では、「政策保有株式」を有価証券報告書における「保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式」の対象となる株式としています。

内部統制の強化

当社では、各関係会社の経営の独立性を尊重する一方、コンプライアンスやリスク管理を含む経営全般の状況を把握し、各社の法令遵守体制・内部統制システムの構築等に関する助言・支援等、適切な経営指導を実施することで、各社の経営の健全性を確保するとともに、当社からの取締役等の派遣等により、当社グループ全体の経営体制の強化および企業価値向上に努めています。

内部統制システムの整備の状況

当社では、職務執行の効率性の維持・向上、法令遵守(コンプライアンス)、リスク管理、情報管理およびグループ会社管理を内部統制の目的と考え、内部統制システムを整備・構築し運用しています。

詳細は、「有価証券報告書」4【コーポレートガバナンスの状況等】(1)【コーポレート・ガバナンスの概要】および「業務の適正を確保するための体制」をご覧ください。

関連データ

株式会社ディ・エフ・エフ